カバレージ)準決勝:Takano Yasuhiro VS Ozawa Takeshi

どちらも東北で10年以上のマジック歴を誇る、
歴戦の強者同士の対決となった。

デッキは小澤がコロッサルグルール、
高野が赤単信心だ。


スイスドロー順位の高かった高野がもちろん先攻を選択。

開幕、高野は《ラクドスの哄笑者》、《灰の盲信者》と良いスタート。
小澤は《森》×2 から《森の女人像》。
高野は攻撃で小澤のライフを14に、
更に《ボロスの反攻者》を追加。

返しの小澤は長考後、
占術ランドから1枚見て、それも悩む。
《炎樹族の使者》を追加のみでエンド。

高野はメインフェイズに使者に《稲妻の一撃》、
アタックで5点、小澤のライフは9。

小澤はショックランドを横置きで置き、
《世界を喰らう者、ポルクラノス》を着地。
反攻者をどうにかした上で、
ポルクラノスが怪物化できればまだ目がないこともない…のか?

高野はフルアタック、ポルクラノスは盲信者をブロック。
小沢は残りライフが2に。
さらに高野は《炎樹族の使者》を追加。

小澤はドローを確認するも、無理と場を片付けた。


2戦目前のサイドボードは以下のとおり。
高野
 in《電謀》2  out《ショック》《ミジウムの迫撃砲
小澤
 in《ナイレアの弓》《炬火の炎》《ミジウムの迫撃砲》《ナイレアの信奉者》
 out《歓楽者ゼナゴス》《獣の統率者、ガラク》《狩猟の神、ナイレア》



2戦目

お互いマリガンスタート。
更に先攻の小澤はダブルマリガンとなってしまった。

小澤は女人像スタート。
高野は2ターン動けず。小澤のガンである反攻者キープだろうか。

小澤は使者を追加したあとに森の女人像×2!
使者は《マグマの噴流》で焼かれ、女人像×3の場となった。
小澤は手札がゼロ、トップにすべて託すことになる

高野は反攻者、盲信者と行動。
盲信者は女人像に止められるため、反攻者で3点ずつ与える流れに。

小澤、《ナイレアの弓》をトップ。
反攻者の攻撃を止める術を獲得した。

高野、反攻者が殴ってライフ14、
さらに《モーギスの狂信者》で6点、小澤は8に。
エンド時、弓でカウンターを女人像に載せた。

小澤は《漁る軟泥》を配置、墓地の使者をリムーブ。ライフ9。

高野はまだ止まらない。
盲信者を更に追加し、盲信盲信反攻モーギスの4体で攻撃。
先制攻撃と《稲妻の一撃》で軟泥を倒し、
モーギスは弓で2/5になった女人像に落とされた。

その後、小競り合いが続くも、
高野はナイレアの弓を打開できない。

一時、小澤のライフは4まで落とされるも、
ナイレアの弓とともに戦線を構築後、
占術ランドから《ミジウムの迫撃砲》をドロー、
その超過でゲームを決めた。


3戦目前のサイドボードは以下のとおり。
高野 《灰の盲信者》×4→《凍結燃焼の奇魔》
小澤 変更なし



決勝の椅子をかけた3戦目。

先攻高野は即キープを宣言。
小澤もさほど考えずキープ。

高野は哄笑者、《火拳の打撃者》と良いスタート。
小澤は森、ニクソスから女人像スタート。

高野は2体攻撃後、
更に小澤のガンである反攻者を追加。最高の開幕である。

小澤、使者からのマナと合わせて
《炬火の炎》で打撃者、哄笑者を除去。
しかし土地をセットできていない。
マナに余裕があれば、本体に3点や2:1交換だったとしても
反攻者を落としたかったのではないだろうか。

高野は変わり谷を置きつつ、更に哄笑者を追加。
小澤は返しのターンで、生かした使者のマナシンボルから
ニクソス→もう1枚のニクソスで《世界を喰らう者、ポルクラノス》を召喚。

高野、反攻者、谷、哄笑者で攻撃。
使者で谷を、
そして意を決してポルクラノスで反攻者をブロックするが、
やはり高野は《稲妻の一撃》を持っており、先制攻撃と合わせて除去されてしまう。
小澤のライフは11。

その後、マナクリを展開、《高木の巨人》、《世界を喰らう者、ポルクラノス》と追加するも、
高野の場に更に追加され合計2体の反攻者をどうにもできず、
小澤が押し切られる形となった。


高野 2-1 小澤


予選からずっと反攻者がどうしようもないと嘆いていた小澤、
やはり反攻者に土を踏まされる結果となってしまった。
今回のデッキはほぼコピーだったようだが、
今後は反攻者をどうにかする小澤に期待しよう。